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変動金利と固定金利はどちらがいいの?

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上手な住宅ローンの借り方シリーズ(2)

変動金利と固定金利はどちらがいいの?

「変動金利と固定金利、どちらを選べばいいですか?」という相談は多いですね。

 

まず、変動金利の仕組みをよく理解することが大切です。

変動金利は、6ヶ月ごとに見直しされますが、実際の返済金額は直ちに変わるわけではなく、5年ごとの見直しになります。

 

返済金額が見直されない5年間は、毎月の返済額は変わりません。

ただし、金利が上がれば利息部分の返済割合が増え金利が下がれば元金部分の割合が増えます

5年ごとの返済額見直しで、金利が上がっていれば毎月の返済額が増え、下がっていれば毎月の返済額は減ります。

しかし、見直し前の返済額の1.25倍を上限にそれ以上毎月の返済額が増えることはありません。

例えば毎月8万円の返済であれば、毎月10万円が上限となります。

上限は設けられていますが、上限を超えた額は返済が免除されるわけではなく、支払利息を優先し元金は繰り延べられるので返済総額は増えます。

返済総額の上限はありませんから金利の上昇局面では要注意です。

 

固定金利は、固定金利期間選択型とフラット35のような全期間固定金利があります。

固定金利期間選択型は、その期間は金利が固定されていますが、固定期間が過ぎると固定金利もしくは変動金利かを選びます。金利が上がっていれば固定期間終了後返済額が増えます。

 

当初金利は、フラット35期間固定金利変動金利となり、変動金利は借入時の金利が他の金利タイプと比較しても低いため選ばれやすい傾向にあります。

 

「2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査」によると、

変動金利を選ぶ人が57%

固定期間選択型が25%

全期間固定金利18%

となっています。

変動金利タイプを選んだ人の理由は、「金利が低いから」が大部分を占め、全期間固定金型のフラット35利用者は「返済額を確定しておきたかった」という理由が最も多くなっています。

 

「変動金利」は、返済額が増えても支払うことができる、または収入アップの可能性がある人、金利動向をよく見て理解している人向きです。

毎月の返済額がギリギリの金額で組み、増額すると支払えなくなる可能性がある方にはおススメできません。

 

「固定金利」は、計画通りに返済したい人、収入があまり増えそうにない人、リスクを取りたくない人向きです。

 

「固定期間選択型」が向いている人は、固定期間終了後お金が貯まっている、もしくは収入が上がっている人といえます。

 

5〜10年先くらいの見通しはある程度できるかもしれませんが、20〜30年先のことは誰にも予測できません。今から30年前に金利8%の時代があったことを想像できますか?

2020.07.31:[コラム]
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